医院のご紹介 ご挨拶 スタッフ紹介 8020運動 Q&A
イラスト

↑↑ここも見てください!! お口・歯の勉強をしましょう!!

  

美しい、健康な歯を保つために!

  
皆さんは”歯医者”といえばどんなイメージをお持ちですか?
”歯医者”イコール「コワ〜イ!」とか「あのキーンという音は何とかならないのか?」などのイメージを持っておられる方が多いと思います。
では、皆さんは歯医者に通ったことはありませんか?
むしろ歯医者とは縁が切れなくて・・・という方も少なくないと思います。
  
皆さん、”8020(ハチマルニイマル)運動”という言葉をお聞きになった事はありますか?
これは、「80歳にして20本の歯を残せば、一生入れ歯を入れることなく、生涯自分自身の歯で、美味しく食べることができるんですよ。その為には、80歳にして20本の歯が残るように、国民の皆さんも、歯医者さんも協力し合って頑張りましょう!」という努力目標なのです。
  
さて、頑張って歯医者通いをしている皆様の現在の歯の結果はどうなっているかご存知ですか?例えば、80歳の人の口の中には何本の歯が残っているかご存知でしょうか?
統計資料によって若干の差はありますが、一般には、”8004(ハチマルマルヨン)”とか”8005(ハチマルマルゴ)”と言われています。即ち、80歳の方では、平均4〜5本しか歯が残っていないのが現状なのです。これではどうしても、上下のあごに入れ歯が必要になってしまいます。少しきびしい言い方ですが、これでは生涯自分自身の歯で食べようなんて無理な話です。

ちなみに、年齢階級別による残存歯《残っている歯》の平均の数を書きますので、皆さんの年齢に当てはめて見て下さい。《永久歯28本(親知らずは省きます)》

 
20〜29歳→28本 30〜34歳→27歳 35〜39歳→26本 40〜44歳→25本
45〜49歳→24本 50〜59歳→20本 60〜64歳→17本 65〜69歳→12本
70〜74歳→10本 75〜79歳→8本 80〜84歳→6本 85歳以上→4本
  
さあ、皆さんの歯は、いかがでしたでしょうか?
ここで本題に戻りますが、我々は、どなたに向かって、”8020運動”を言えばよいのでしょうか?
それは、今この文章を読んでいる”あなた”に訴えているのです。
逆に、皆様の立場で言えば、今10代のあなた・20代・30代・40代・・・のあなたは”8020”の達成のために、ご自身やご家族で、何をすれば良いと思いますか?
当歯科医院では、次に述べる内容で、皆様と協力し合い目的達成に向けて誠心誠意日々努力しています。
  

 まず第一に、”口の中の環境を整えることです!

具体的には、虫歯の治療は勿論のこと、歯の抜けた所の治療や、歯並びの悪い人・噛み合わせの悪い人の矯正歯科治療などをしっかり行う事です。また、同時に歯垢・歯石を取るクリーニングも行います。
これで、歯を守る衛生環境は整いました。
   
  

 第二は、”食事をしっかり取ることです!

胃や腸をこわしたら、皆さんは、例えば”おかゆ”にするといったように気をつかいますよね?歯も同じく消化器系で、しかも一番の入り口ですから、食事に気をつけないとだめであることはお分かり頂けると思います。具体的には、食事内容《砂糖の取り方・固いものを噛む等》、及び、その取り方《だらだら食いはしない等》が重要なのです。
詳しくは、ここでは省かせて頂きますが・・・。
  
  

 第三は、”メンテナンス《口腔内をきれいに維持》する事です!

ここ10年、歯医者に通った事がない人や、歯が丈夫で生まれてから一度も行った事がないと言う人ほど、歯周病・歯槽膿漏にやられていることが多いのです。どんなに高価な機械でも、80年間の手入れの必要がない物はありえません。ましてや人の体を機械に例えるなら、これほど精密な制御機構を備えた機械は他には考えられません。ですから、歯に関しても定期的なメンテナンスとともに、クリーニングは欠かせないのです。

家の掃除が、日常の掃除と年に一度の大掃除に分けられるように、日常の歯のクリーニングは、ご自身による歯磨きが非常に大切なのです。当医院では、あなたに合った歯ブラシの方法を確実にマスターして戴ける様に努めております。
一方、年に一度の大掃除を例える方は《人によって年に何回かの差はありますが》専門の歯医者によるクリーニング《歯石取りや研磨を含め》に任せたほうがよいでしょう。
以上簡単に”8020運動の重要性”とそれにかかわる皆さんと、歯医者の役割について述べて参りました。

   
  

《第一》〜《第三》を実施することは簡単の様で、実は大変な努力を要すると思います。
でも、一生自分の歯で美味しく食べるために、お互い協力し合って、歯を守っていこうではありませんか!!!

  

院長 高橋宏